摂食障害の治療薬

摂食障害によって、身体症状が起こっている時には、その症状によって薬が処方されますが、特に拒食によってひどく痩せが進んでいる場合は、薬によって身体の不調を改善させる必要があります。

生理が無い場合は、ホルモン剤が処方されますが、3年以上来ていない場合は、産婦人科でホルモン補充治療を受ける必要があります。

拒食の場合、栄養を補う為にビタミン剤が処方される事も多く、低カリウム血症がある場合にはカリウム剤を飲みます。

過食嘔吐がひどくて、胃炎を起こしている場合には胃腸薬が処方されます。

また、過食症の患者さんは、精神的にとても不安定で、うつ状態やイライラが大変ひどい事が多くあり、そんな場合には、抗うつ剤精神安定剤が処方されます。

抗うつ剤や精神安定剤は、気持ちを和らげリラックスさせてくれると同時に、食欲中枢にも作用して食欲を抑える作用があると言われています。

ただし、摂食障害治療にとっての薬は、あくまでも補助的なものです。

私は10数年間、摂食障害のみならず、うつ、統合失調症、パニック障害、自殺衝動に振り回されていました。

私自身回復した経験で必要だったのは…

・人のせいにしないで、自分自身と向き合うこと
・病気を治すのは自分

まずは自分自身の思い込みに気づくことから、始まります。

気づく為には話す相手が必要なのかもしれません。