日弁連が発足させた弁護士費用保険

事故やトラブルなどはいつどこで発生するか分かりません。

しかし被害に遭った場合には、法律が強い味方になってくれます。

一般の人にとって法律はとても難解なものなので、弁護士に法律相談をしたり、相手方との交渉や訴訟を依頼する必要が出てきます。

そこで問題になるのが弁護士などにかかる費用で、その費用の問題があるために、気軽に弁護士に相談することができずに泣き寝入りをしている方も多いのです。

日弁連では、このような問題を解決するために、2000年に弁護士費用保険を発足させました。

この弁護士費用保険は、法律相談費用や弁護士費用などが保険金として支払われるもので、自動車保険火災保険、障害保険の特約として、各損害保険会社や共済共同組合から販売されています。

日弁連と協定を結んでいる保険会社・共済協同組合は、エース損害保険株式会社や全国共済農業協同組合連合会、三井住友海上火災保険株式会社などです。

弁護士費用保険は、事故の加害者側ではなくて被害者になった場合に利用出来る保険です。

専門的な知識のある弁護士に依頼することで、交渉もスムーズに有利に運ぶことができます。

専門的な知識がないために、弁護士に支払う費用が不安なために、泣き寝入りをしてしまうことがないよう弁護士費用保険に加入しておくと安心ですね。